2019年7月9日火曜日

次号(83号)予告、編集後記


次号(83号)予告
(記事内容やタイトルは都合によってかわることがあります)
樹上棲のトカゲをメインに、飼育者紹介(超・両・爬・道)やフィールド関連を予定しています。その他、ケヅメリクガメの育成関係の記事やカエル(アマガエルモドキ)の繁殖記事も掲載の予定です。なお、発売は8月下旬の予定です。

後記(発行人から)
 仕事の関係ではないが、急にヒキガエルの写真が必要になってしまった。いつでも撮影できると思っていたので、あいにくストックが無い。
 それで、狭い庭ではあるが、毎年2月下旬になると、スイレンの植えてある浅いケースに産卵のために何匹かやってくるが恒例となっていたので、今の季節でも探せばどこかに居るはずと、夜中に懐中電灯で探し回ったのだが、どうにも見つからない。ニホンヤモリなどもそうであるが、探すとなると意外に見つからないものである。それでも何日か続けて探した結果、何とか植木鉢の上に座って居る個体を見つけ写真を撮ることができた。考えてみれば隣の敷地が空き地で、家が建つ前は結構な数のヒキガエルがいた記憶があるが、家が建ってからはやはり餌となる昆虫などの供給源が減ったせいだろう、極端に個体が減ったようである。庭のある大きな一軒家が減ってアパートやマンションに建て替えられると、都会でもしたたかに生きてきたヒキガエルでもさすがに生存が厳しくなってきたと言うことだろう。はるか昔にはごく普通にいたニホントカゲが全く見れなくなって、今度はヒキガエルの番なのかも知れない。仕方が無いのかも知れないが、いろいろな生き物が身近から消えていくは寂しいかぎりである。(宇田川)