2018年8月26日日曜日

次号(81号)予告、編集後記


次号(81号)予告
(記事内容やタイトルは都合によってかわることがあります)
この80号にかかり切りで、次号の計画が立っていません。一応、79号の「トカゲモドキ属の分類と自然史」続きとして、ヒガシインドトカゲモドキ 、ダイオウトカゲモドキ、トルクメニスタントカゲモドキなどの紹介を予定しています。その他は、いつもと同じく、飼育者の紹介と繁殖の記事を掲載を考えて居ますが、多少の変更があるかもしれません。

編集後記(編集人から)
今年の異常な暑さでとにかくやる気がでません。
さて、どういうわけか、いきなり小学校1年生の時の成績表が出てきたのである。随分前に亡くなったお袋がズゥーととって置いていたらしい。けれど、50年以上も前のそんなものがなんであるのか。ソッコー捨てようと思ったのだが、折角なのでちょっと開いて見た。ほとんど3ばかり並んだ中に2と4が一つづつある(当時は5段階評価)。担任の先生のコメント欄には、「やることが全て遅い、協調性が弱くマイペースである」みたいなことが書いてある。確かに一人で昆虫採集ばかりやっていたのを覚えている。当時は夏休みの宿題に昆虫標本を持って来る時代だった。そんなことを思い出して何気なく、ネットで本を探していたら『虫捕る子だけが生き残る「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか』という本が見つかった。テレビでおなじみの池田清彦氏と養老孟司氏、そして奥本大三郎氏の3人の鼎談を収録した、ある意味“独断と偏見”に満ちた内容なのだが納得できる箇所も多々ある。自分の子供時代を評価するつもりはないが、子供にはもっと虫に触れて欲しい。残酷かもしれないが自分で採って触って殺して欲しい。少なくともカブトムシやクワガタなんて買わずに採りに行って欲しいところである。(宇田川)